2026/05/27 11:16
初夏に向けて店頭に青梅が並び始めると、「今年も梅仕事の季節が来たな」とワクワクしますよね。
梅酒や梅シロップなど、おなじみの梅仕事ですが、今年は砂糖の代わりに「蜂蜜」を使って、一味違う贅沢な梅仕事をしてみませんか?蜂蜜を使うことで、まろやかでコクのある、体に優しいシロップや梅酒に仕上がります。
本番の時期に慌てないために、今からやっておきたい「蜂蜜を使った梅仕事」の予習と準備をまとめました。
1. 蜂蜜で作る梅仕事の魅力
砂糖(氷砂糖)ではなく、蜂蜜を使うメリットはたくさんあります。
まろやかでコク深い味わい:蜂蜜独特の風味が梅の酸味を包み込み、ツンとしない、まろやかで奥深い味わいになります。
体に優しい天然の甘み:ビタミンやミネラルが含まれる蜂蜜を使うことで、夏バテ予防や疲労回復にぴったりの健康的なドリンクになります。
果肉がふっくら仕上がる:砂糖に比べて浸透圧の変化が穏やかなため、梅の果肉が硬くなりにくく、シロップ漬けにした後の梅の実も美味しく食べられます。
2. おすすめの「蜂蜜×梅」メニュー
① 毎日飲みたい「濃厚・蜂蜜梅シロップ」
材料は「梅」と「蜂蜜」だけ。 炭酸水で割って「梅蜂蜜ソーダ」にしたり、かき氷のシロップにしたり、夏の水分・糖分補給に大活躍します。冷えが気になるときは、お湯割りにしてホッとする一杯にも。
② 大人の贅沢「蜂蜜梅酒」
ホワイトリカーやブランデーに、氷砂糖の代わりに蜂蜜を加えます。 蜂蜜のコクが加わることで、熟成が進むほどにとろりとした濃厚な梅酒に仕上がります。ロックでじっくり味わうのがおすすめです。
3. 今から始める「前日まで」の準備
梅のシーズンが始まると、良い状態の梅はあっという間に売り切れてしまいます。今から道具と材料のシミュレーションをしておきましょう。
① 道具の準備
密封ガラス瓶(1L〜4Lなど、漬ける量に合わせる)
竹串またはつまようじ(梅のヘタを取る用)
清潔なふきんやキッチンペーパー(梅の水分を完全に拭き取る用)
消毒用アルコール(または煮沸消毒の準備)
※梅仕事は大敵である「カビ」を防ぐため、瓶の消毒が命です!
② 蜂蜜の選び方
合わせる蜂蜜によって、仕上がりの風味がガラリと変わります。
すっきり仕上げたいなら:クセが少なく、さらっとした甘みの「アカシア」などがおすすめ。
コクと香りを 楽しみたいなら:上品な花の香りと柔らかな甘みが特徴の「レンゲ(蓮華)」の蜂蜜を使うと、梅のフルーティーな酸味と絶妙にマッチして、最高に贅沢なシロップになります。
③ 梅の選び方
梅シロップ・梅酒(すっきり・爽やか):しっかりとした酸味と香りを出すために、新鮮でハリのある「青梅」を選びます。
梅シロップ(フルーティー・まろやか):少し黄色みがかった「完熟梅(追熟させた梅)」を使うと、桃のようなフルーティーな香りの、より甘みが引き立つシロップになります。
4. 美味しく作るためのワンポイント予習
蜂蜜は氷砂糖に比べて水分になじみやすいため、少しエキスが出やすい反面、最初の一週間ほどは底に沈殿しやすいという特徴があります。
ポイント:毎日、瓶を優しく揺らす 蜂蜜と梅のエキスがしっかり混ざり合うよう、漬けてから1〜2週間は、1日に数回、瓶を上下に優しくゴロゴロと揺らしてあげてください。これがカビを防ぎ、美味しく仕上げる最大のコツです。
季節の手仕事を心待ちにする時間

梅の出回る時期は短く、一瞬で過ぎ去ってしまいます。 「今年はどんな蜂蜜で作ろうか」「瓶はあの引き出しにあったかな」と、今からあれこれ想像して準備する時間も、梅仕事の楽しいプロローグです。
本格的な夏が来る前に、優しくて美味しい「蜂蜜の梅仕事」の準備を、ぜひ始めてみてくださいね。
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