2026/07/04 23:56
「養蜂家って、普段どんなスケジュールで動いているの?」
と聞かれることがよくありますが、
特に夏の忙しさは格別です。
今回は、まだ街が眠りの中にいる午前5時から始まる、
私たちの熱い(そしてちょっと眠い)
夏の朝の様子をご紹介します!

AM 5:00|まだ薄暗い朝の出発
夏の養蜂家の朝は、とにかく早いです。
太陽が昇りかけのころから作業がはじまります。
それは、
太陽が昇ると気温が一気に登り始め
温かさを感じたミツバチが一斉に巣箱から
飛び立ち始めてしまうからです。
「ミツバチが活発に飛び出す前に作業を終えたい」
その一心で涼しい気温のうちから作業を始めます。
太陽が昇って気温が上がると、
ミツバチたちは一斉に巣箱から飛び出して蜜集めに向かいます。
その前に巣箱を動かしたり、
山の養蜂場へ移動させたりする必要があるのです。
とにもかくにも
軽トラックに巣箱を積み込み、標高の高い山奥の養蜂場へ移動すること
ひんやりとしていて気持ちがいいですが、のんびりしている暇はありません!
大忙しです。
ミツバチたちと一緒に山へ移動!
巣箱の出入り口をしっかり閉め、
慎重に軽トラックの荷台へ積み込みます。
車が揺れるたびに、巣箱の中から「ブーーーン……」という、
ミツバチたちの羽音が低く響いてきます。
「これからどこへ行くの?」とソワソワしているかのよう。
夏のトラック移動は時間との勝負。
日が昇って車内や荷台の温度が上がりすぎると、
ミツバチたちが熱中症のようになってしまう危険(巣内過熱)があります。
そのため、涼しい早朝のうちに一気に山を駆け上がります。
ガタゴトと山道を登ること約30分。
朝霧が立ち込める、緑豊かな山の養蜂場に到着です!
山の養蜂場へ到着・巣箱の設置
山の上は、街中よりも空気がひんやりとしていて、
マイナスイオンたっぷり。
さっそく、用意していた場所に巣箱を下ろしていきます。
巣箱を水平に設置したら、いよいよ出入り口をオープン!
山には、夏の花(ビョウブの花)が咲いています。
ミツバチたちは「わあ、新しい蜜源だ!」と言わんばかりに、
元気に山の空へと飛び立っていきました。
一仕事終えて、最高の朝食
無事に設置が終わり、ミツバチたちも落ち着いたところで、
軽トラでようやく私たちの朝食タイムです。
大自然の中で、持参したわかめのおにぎりをぱくりと食べるときは、
無事に作業を完了できたほっとした気持ちと
まさに至福のひととき。
夏の養蜂は体力勝負で汗だくになりますが、
朝一番の澄んだ空気の中で働くこの爽快感は、
養蜂家ならではの特権です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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