2026/08/13 17:27
夏本番を迎えると、
「みつばち達はこの暑さの中でどう過ごしているの?」
と聞かれることが増えます。
実は、みつばちはとても暑さに敏感な生き物です。
巣箱の中の温度が高くなりすぎると、
蜜ろうでできた繊細な巣が溶けてしまったり、
大切な幼虫たちが育たなくなったりしてしまいます。
そのため、みつばち達自身も
一生懸命に体を張って巣箱を冷やしています。

みつばち達自身が行う「天然のエアコン」
みつばちは、巣箱の中が暑くなると以下のような方法で自ら温度調節を行います。
打ち水と羽ばたき: 水を持ち帰って巣の中に撒き、羽を猛スピードで動かして風を送ります。水の蒸発熱(気化熱)を利用して巣内を冷やす、まさに「天然のエアコン」です。
すだれ状にぶら下がる(蜂球): 巣箱の中が熱気でいっぱいになると、大人の蜂たちが外に出て壁面に集まり、中の風通しを良くしようとします。
しかし、
近年の厳しい猛暑はみつばち達の努力だけでは追いつかないことも少なくありません。
そこで、私たち養蜂家がしっかりサポートに入ります!
我が家で実践している夏の暑さ対策
みつばち達が快適に夏を越せるよう、
我が家では主に2つの対策を行っています。
1. 涼しい山へのお引っ越し

夏の間は、平地よりもぐっと気温が下がる
山の上へと巣箱を移動させています。
豊かな木々に囲まれた山の上は、
木陰が多く爽やかな風も通り抜けるため、
みつばち達にとっても過ごしやすい絶好の避暑地です。
環境を整えてあげるだけで、巣箱の中に熱がこもるのを大幅に防ぐことができます。
2. 巣箱ひとつひとつに「日よけ」を設置
山の中に置いていても、
時間帯によっては直射日光が当たってしまうことがあります。
そのため、それぞれの巣箱の上に日よけをしっかりと設置しています。
上からの直射日光を遮るだけでも巣箱の表面温度の上昇を防ぐことができ、
中の温度を安全に保つことができます。
美味しいはちみつを守るために
みつばちがストレスなく元気に過ごせる環境を整えることは、
強い群れを育て、美味しいはちみつを
お届けするために欠かせない大切な作業です。
暑い夏も、みつばち達と力を合わせて乗り切っていきたいと思います!
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